私の経験的に、「家の庭にはその人に必要な植物が生えてくる」と感じています。
ですから、庭に自然に生えてくる植物を知ることはとても大切なことです。
そらにはハーブ園で自然に生えてきた植物の中で、とても嬉しかった植物の1つがこちら、ツボクサです。

ツボクサと似ている植物として、チドメグサやカキドオシがあります。
チドメグサは葉の切れ込み方が少し違いますし、カキドオシはシソ科なので、葉をもむといい香りがします。
シソ科のカキドオシは茎の断面が四角いので、それも見分けるポイントです。
ツボクサはセリ科なのでいい香りはしませんし、茎の断面も丸い感じです。
なぜツボクサが生えてきて嬉しかったかというと、ツボクサはアーユルヴェーダで「ゴッコラ」と呼ばれる神聖なハーブだからです。
ツボクサはアーユルヴェーダでは若返りの薬草として珍重されており、もっとも重要なハーブの1つとされているそうです。
そんな素晴らしいハーブが自然に家の庭に生えてきたのです。
嬉しくないはずがない!
このツボクサはお茶として利用されているようですが、私は生葉をそのまま味噌汁に入れて丸ごと食べてしまいます。
私としてはお茶殻を捨てるのがもったいないので・・・(^ ^)
セリ科なのでほんのり苦味がありますが、比較的食べやすいです。
ツボクサに限らず、丸ごと食べられるものは丸ごと利用する。
これがずぼら魔女の野草の使い方です。
たいていのものは味噌汁に入れれば食べられますよ(^_^)
あ、1番いいのは天ぷらなのですが、油を大量に使うし、後片付けが大変なので、ずぼら魔女はやりません!
もう1つ、ツボクサの使い方は、グラウンドカバーとしての利用です。
ほふく状に広がって増えるので、そのままにしておけば雑草除けになります。
ツボクサ以外でも、ほふく性の植物はグラウンドカバーとして使えますので、雑草が生えてきたらまずは観察してみてください。
ずぼらガーデニングにお役立ちの植物がきっとあるはずです。